株式会社エスパシオコンサルタント お問い合わせ・資料請求 総合窓口TEL: 03-3668-1948 go to English page
[HOME] [会社情報] [社会活動] [企業理念] [業務実績] [活用事例] [採用情報]   [お問い合わせ]
活用事例 > 活用事例集「エスパシオ」 Vol.2
活用事例集「エスパシオ」 Vol.2
立地法の業務では、会社の規模や看板ではなく個人の力、魅力が大事。
その集大成は「住民説明会」の際に明らかに差としてでます。
guest_photo
株式会社 関東建創 取締役常務 山口裕之様
CONTENTS
関東建創の業態
エスパシオ導入の経緯
大店立地法アウトソーシング業務を検討
 している企業へのアドバイス
今後の展望
エスパシオに対する期待(1):
 真の競合店は……インターネット社会
エスパシオに対する期待(2):
 顧客視点に立った設計事務所
GUEST SPEAKER
株式会社関東建創
取締役常務 山口裕之

関東建創は、業界トップの量販店の
出店をサポートしている。
数十店舗規模のテナントの誘致から
運営を行うNSC も直接手掛けている
建築設計のトータルプロデュース会社。
同社 取締役常務である山口氏に
エスパシオコンサルタントの
立地法届出業務コンサルの導入と
活用の状況、今後の複合商業施設の
展望についてお話を伺った。

guest_photo
クロスガーデン多摩
関東建創の業態
御社の業務内容についてお聞かせください

建築設計のトータルプロデュースをおこなっています。

土地をどう買うか、借りるか、まとめるか、そして建物をどう建てるかをプランニングします。

それには小売業として売れる立地か、商売として使いやすい建物か、お客様から喜ばれる施設か全てを見極める力が必要です。それらをワンストップでお客様に提供できる企業として優位性を保っていると自負しています。

取引先のテナントさんからは「そこまで踏み込むのか」という意見と「そこまで関わってくれてありがたい」 という意見の両面をいただいています。

主に年間に10店舗以上の出店を此処6−7年続けてこられた量販店をサポートしております。
 その一方で40店舗のテナントの誘致から運営までも手掛ける「クロスガーデン多摩」といったモールショッピングセンターも当社で手掛けています。
 今後の主体は複合の商業施設になっていくと予想していますので、商業施設デベロッパーとしての事業も多くなっていくでしょう。

エスパシオ導入の経緯
エスパシオに決めた経緯を教えてください

エスパシオとの取引のキッカケは業界トップの専門店さんからの紹介です。

そもそも、2000年に大店立地法ができてからの付き合いですから、皆、手探り状態でしたね。その頃は大店立地法のコンサルをやっている会社は殆どありませんでした。

大店立地法は建物設置者が届出申請するのが原則ですから、新規に店舗を出店する企業が大店立地法に詳しい会社を必要としていた時期で、当社も店舗の建築設計をしていた関係でコンサルタントを探しておりちょうど重なりました。

当社も、行政も、不慣れな中でやってきました。最近ようやく慣れてきたなという感じがしています。

導入当初のエスパシオの印象はいかがでしたか

学歴が高い人が多い会社だなという印象が強かったですね。

最初に当社を担当してもらった方の名前は覚えていませんが、初回の協議に行ったときコンサルティングは自治体にもクライアントにも中立な立場から行いますって感じを受けました。正直「これがコンサルなんだ!?」と思ったことを覚えています(笑)

もう少しクライアントよりに進めてほしいと思っていましたが、これが結構高度なテクニックで、最初は自治体の言うことを聞いていると言った印象でしたが、協議が進むにつれ強く押し切ってくれることが多かったですね。

結果的には、期待通りの成果に結び付けてくれましたので大変満足しています。

 

大店立地法アウトソーシング業務を検討している企業へのアドバイス
どんな観点で会社選びをするといいですか

大店立地法の業務は、会社の規模や看板ではなく個人の力、魅力が大事だと思います。

人当たりの柔らかさや柔軟な対応力が必要な業務だと感じています。役所はじめ関係省庁の担当者とどう折衝し、プロジェクトをまとめていくかや人間関係を構築していく力が鍵だと感じます。

エスパシオの社員の皆さんはそれぞれ、得意な分野を持たれているのではないでしょうか?

Aさんは飄々とした感じが魅力的です。役員としてがんばっているベテランです。熱心なBさんは若い分だけ、経験不足は否めませんが、努力している姿勢は評価できます。役所の折衝を担当されるCさんは堅実な仕事をされますね。いやあ実に固くて頼もしいですよ。

 魅力ある人が集まっている会社、それがエスパシオですね。
大店立地法アウトソーシング業務で最も重要なことは何ですか

エスパシオと取引を始めてから分かったことですが、この立地法のアウトソーシングの事業で重要なのはまず人柄でしょうね。

様々な場面で折衝する人間も多く、無理・難題や理不尽な事を要求されて閉口するような場面も多いですから。その次に知恵だと思います。

貯えた知識をどう活かすかは、その人に備わった知恵だと思います。

そしてそういった力の集大成は「住民説明会」の際に明らかに差として出ます。

私も普段は饒舌で喋る方ですが、住民説明会の席上では、無駄な弁明をしたり、論議を展開したりしません。エスパシオと共同して、いかに円滑に住民の方々に理解し、納得いただくかという点に注力します。

特に「クロスガーデン多摩」の際は、ハード的な問題からかなり難航しました。

交通量の変化や騒音の抑制にどのような対応をするか、というかなり専門的な質問が出てきました。エスパシオのコンサルタントは総勢で5名出席してくれました。毅然とした、なおかつ安心感溢れる態度で住民の方の質問に答えてくれたのは安心で心強かったです。

こちらの意図を全て把握して、事前の質疑内容などを準備してくれるエスパシオの本領発揮の時でしたね。さすが日本一の届出件数を誇る会社だと納得させられました。

guest_photo
今後の展望
今後の流通小売業界の展望についてお聞かせください

今の商業施設はハード的には立派なんですが、地域特性とあっていない物件も多いなと感じています。

最近開店した大型商業施設の多くは、場所に関係なく無理やりパッケージを当てはめたという感じがします。
 大手デベロッパーが手掛けた茨城県のとある商業施設は視察に訪れた際に、お茶を飲むお店もなく、座るベンチを探し回るというぐらいの感じでした。

今の商業施設はコンセプトよりもレンタブル比を上げるため、何でもかんでも店舗を詰め込みすぎる傾向があります。結果としてワンストップショッピングが出来ずにお客様が離れているのではないでしょうか。20年の事業用定期借地契約が多いのでしょうが、20年もたない商業施設がたくさん出てくると思います。

大店立地法はそもそも、商業調整が中心の旧大店法の廃止に伴うところがスタートです。改正、廃止に左右されてきた業界ですから、今後どのような状況になるかを見極める必要があるでしょうね。特に郊外を規制して中心市街地に施設を集めるコンパクトシティの発想が、都市計画法の改正でどこまで影響するのかがポイントですね。

エスパシオが今後展開すると面白い事業について

先ほども申し上げましたが、複合の商業施設に対する再生・活性化のビジネスチャンスは多いにありだと思います。

今後の展開として、失敗した業態の入れ替えに伴う商業コンサルや、テナントの入れ替えに絡む事業は可能性があると見ています。当社の商業施設デベロッパー事業は始まったばかりですが、エスパシオは今まで1,000店舗もの大店立地法実績があり分析しやすいのではないでしょうか。すでに取り組みを始めていると聞いています。

エスパシオに対する期待(1):真の競合店は…インターネット社会
エスパシオへの今後の期待をお聞かせください

ポイントはいくつかあります。ショッピングセンターの異変が始まっていることは先に述べましたが、施設同士の競合のほかにネットショップの存在があります。真の競合店はどこなのかが見えにくいのも現代の特徴です。

それは店舗ごとの戦いではなく、インターネットとの戦いだということです。

20年前の家族の夕食を思い浮かべて見てください。まだファミリーレストランはそのシーンの大きなシェアを占めていました。10年まえからはコンビニの普及で中食が多くなりました。そして今ではインターネットによる注文であらゆるものが食べられるようになっています。

また、ショッピングもわざわざ時間をかけて出かけなくても自宅で注文が出来るようになりました。当社と同業の会社も、事業領域を変化させてきています。

例を挙げると、巨大モールは巨艦店として抜群の集客力を誇りますが、各テナントの売上に結びついていないという報告もあります。ただで遊べて空調が万全で時間をつぶして帰るところになりかねません。

エスパシオのIT技術力を駆使して、インターネット関連でのサポートを期待したいですね

エスパシオに対する期待(2):顧客視点に立った設計事務所

他には、一級建築士事務所に苦労しています。「先生」や「芸術家」気取りの設計事務所ではなく、顧客視点に立った、お客様の目線から発想できる、あまり大きくなく中堅の設計事務所を探しています。立地法で実績のあるエスパシオさんが一級建築士事務所を立ち上げてくれると一番ありがたいですね。計画がない場合は紹介でもかまいませんよ。

エスパシオさんに是非、頑張っていただきたいと感じています。

今後ともよろしくお願いします。

山口常務、お忙しい中、貴重なご意見ありがとうございました